奈良国立博物館
奈良国立博物館
奈良国立博物館は、1895(明治28)年に帝国奈良博物館として開館 。なら仏像館(旧本館)は開館当初の建築で、宮廷建築家片山東熊の設計。年一回(秋)の正倉院展の会場でもあり、仏教美術を中心に貴重な文化財を展示紹介。少年のような可憐な表情をもつ十一面観音像。承久3(1221)年仏師善円の造立で、春日大社の本地仏として制作されたと思われる。

日本では、神道の神々と仏教の尊仏への崇拝と密接に結びつき、神仏習合と呼ばれた。
〒630-8213 奈良市登大路町50番地
TEL:050-5542-8600(NTTハローダイヤル)







日本は唐・新羅との緊張状態の中、百済のような没落をしないために、国家の体制をとる。大君、天王制の王権と各地の生産と再生産システムを組み合わせる「王民共同体」。具体的には詔、みことのりがそれらを組み合わせた。本書は「王」権とみことのりの「公」が、日本の公共性を生み出していったと日本史や日本論を斬る。




