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国立民族学博物館・人間文化研究機構 

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国立民族学博物館

1970年の大阪万博後に開館した当館は、世界の諸民族の文化を、万国博覧会テーマ館に集められた世界中の神像や仮面、生活用品を中心に展示紹介する。—人類文化の多様性と共通性。当館の西アジア展示場では、アラブ系ベドウィンたちが使用していたラクダの道具と装具を展示。中東とも呼ばれる西アジアでは、遊牧を生業とする人々が砂漠を越えて往来した。彼らは、関係の深い北アフリカを日没する地と呼び、自分たちが暮らす地を日出ずる地と呼んだ。 607年、聖徳太子(574〜622)が、中国に遣隋使を派遣。持参した国書は、「日の出る地」(日本)の天子から「日の没する地」(中国)の天子に送るとされた。

朝鮮半島の文化

〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1

TEL:06-6876-2151(代)

東博百選

利休 竹一重(イチジュウ)花入  銘園城寺(メイ オンジョウジ)松平直亮氏寄贈
安土桃山時代 天正18(1590)年 東京国立博物館蔵

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豊臣秀吉の小田原攻めに従った利休(1522-1591)が、伊豆・韮山(ニラヤマ)の竹を取り寄せ、陣中の茶会用に作る。子・小庵(ショウアン1546-1614)の土産とする。 高さ33.4cm、太さ10.6cm、真直ぐな竹。前面に花を生きる窓に、一重切れ込む簡素な花入。大津・園城寺「弁慶の引き摺り鐘」のように、表面に、ヒワレ(干割れ)がまたある。後に小庵が、竹の割れをかけて銘とする。

畿内七道

1500年の歴史

堺市博物館

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南蛮屏風。左隻に異国を出港する南蛮船が日本に到着する様子、右隻には上陸したカピタン一行を宣教師が出迎える様子と貿易品を扱う唐物屋とその奥に南蛮寺が描かれる。南蛮貿易の実情を表す。当館は堺の1500年を総観する。

〒590-0802 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内

TEL:072-245-6201

千夜千冊

秀吉と利休

秀吉と利休本書は秀吉の猛然たる執念の起源を捉え、利休の末子に紀三郎を創造的に設定し、秀吉の愛憎半ばの癇気と情気をぶつけられ、その本質を見通すようになったかもしれない利休を対比的に描く。利休が弟子の山上宗二の無惨な死をきっかけに、秀吉への抵抗に追いこまれていく様子を日本文学最高の格調で、77〜78歳の著者が描く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

野上弥生子
中央公論社

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