火攻めに遭った東国征伐のヤマトタケルが、迎火を点けて逆に敵を焼き尽くした地と言われる焼津。小川港、和田浜海岸等から駿河湾越しに、富士山、伊豆半島が眺められる。約100万年前、フィリピン海プレートに乗った伊豆半島が本州に衝突し生まれたのが駿河湾。
〒425-0033 静岡県焼津市小川
TEL:054-626-6266 (焼津市観光協会)
縄文人の宇宙観を表しているとも言われる不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部、口縁部分。その下部の渦巻き状で装飾、口縁に平行に線を引く隆起線紋(リュウキセンモン)と、道具で線を彫る沈線紋(チンセンモン)という胴部の縦線。頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、積み重ねる技がそれを生み出す。
水田を開拓し広がり、森林と湖沼が点在し小河川が網の目のように流れた大井川平野は、2000年前から開拓が始まる。焼津は、東国征伐のヤマトタケル伝承にゆかりがあり、中央と地方を繋ぐ官道も通った交通の要所。当館では、交通の要所として栄えた弥生時代から室町時代にかけての各遺跡の出土品を展示する。
〒425-0071 静岡県焼津市三ケ名1550番地
TEL:054-629-6847
『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。
岡田英弘 ちくま文庫
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