鞍馬寺
鞍馬寺
当寺は、京都北方に位置し、毘沙門天、千手観音、護法魔王尊を三身一体尊天とする。義経に兵法を授けた武芸の達人・鬼一法眼も祀られる。『源氏物語』で光源氏が紫上と運命的に出会う北山寺のモデルでもある。『枕草子』で「近うて遠きもの」と書かれた九十九折参道は、不思議に出会う準備かもしれない。

〒601-1111 京都市左京区鞍馬本町1074
TEL:075-741-2003
東博百選
畿内七道
千夜千冊
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平安末期、平清盛は平泉藤原氏の金で中国の宋と交易し、一方奥州藤原氏は単独で、中国の北の遼や金と交易。あらたに登場した頼朝は、交易ではなく農本主義に立つ幕府を開こうとする。平家を討った義経が「開国」の奥州に入ったことは、幕府で日本一国主義を目指す「鎖国」の頼朝には許容できないことだったと本書は解く。


