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霧島神宮

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霧島神宮

高千穂峰(1574m)は、古代から山自体が信仰の対象だった。その山麓にあった霧島神宮は噴火でたびたび炎上し、平安期、天台宗性空上人により高千穂河原(970m)に移される。南九州の杉の祖先、樹齢約800年の御神木のある参道を抜けると、正徳5(1715)年、島津吉貴が再建した美しい朱塗りの社殿。当宮には、宮廷神楽を由来とする雅楽が護り受け継がれている。

霧島神宮

〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

TEL:0995-57-0001

東博百選

伎楽(ギガク)面 酔胡王(スイコオウ)
法隆寺献納宝物 飛鳥〜奈良時代 8世紀 東京国立博物館蔵

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

7~8世紀ごろ流行した音楽劇の仮面。造型的にも素晴らしい日本最古の仮面。 ギガクは飛鳥時代に大陸から伝えられ、奈良の大仏開眼(完成)の際にも披露。 鎌倉時代以降、実態ははっきりと知れない。酔胡王とは、酔うペルシャの王。 —面は現在正倉院の百数十面をはじめ合計230余が各社寺に残るが、ほとんどが8世紀の遺品。東博の面は、その半数以上が8世紀に遡り、造型的にも秀れ、日本最古の仮面としての価値は極めて高い。

畿内七道

御手洗川と両度川

霧島錦江湾国立公園

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霧島連山に懐かれる当園に、不思議な2つの小川がある。11月〜4月頃まではほとんど涸れていて、5月頃から水が湧き出る御手洗川、6月頃から水が流れ出して、8、9月頃には涸れてしまう両度川。共通して、水が極めて清く量が多い。自然の宝庫として愛され続け、当園の地下深くでは、しなやかに水源が変化し続けている。

鹿児島県霧島市

TEL:0995-45-5111(霧島市観光課)

千夜千冊

常世論

常世論日本人の原郷、祖霊が住むマザーカントリー、常世。そのイメージは、クスノキに託された。南方熊楠は、南の海からきた日本人の源流は楠神を崇めたとし、神話のスサノオはスギやクスノキで舟をつくる。本書は常世を深層意識とし、産土を例とし、他民族と共有する世界観や宇宙観を成熟させ、細部を洗練させた日本人を評価する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

谷川健一
講談社学術文庫

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