お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。
Home 文化施設 現代の美 中部・北陸 岐阜 大垣市守屋多々志美術館

大垣市守屋多々志美術館

iconjalgotokyo_online

大垣市守屋多々志美術館

大垣共立銀行郭町ビルを改修した当美術館は、守屋多々志の3300点余の作品と資料で2ヵ月毎の企画展や特別展を開催するが、常設展はない。守屋は前田青邨に師事、日本古来の大和絵を学び、その後イタリアに留学。王朝文学や芭蕉俳諧から明治大正期の人物まで、独自の歴史解釈と遠近感あふれる構図で壮大にして優美に描ききる。

いにしえこごろ総観

〒503-0887 岐阜県大垣市郭町2-12

TEL:0584-81-0801

東博百選

法華経方便品(ホウベンボン)竹生島経(チクブシマキョウ)
  平安時代 11世紀 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

滋賀・琵琶湖に浮かぶ竹生島に伝わった装飾したお経の巻物、 装飾経(ソウショクキョウ)。 寿命が長い和紙・トリノコガミに、ニワカに溶かした金銀で、草や花、蝶や霊鳥、柔らい書体のお経。生きて極楽浄土を迎えたい平安貴族、願いの名品。 この方便品のほか、同じ巻第6から分断された竹生島の宝厳寺蔵の序品の存在が確認されている。

畿内七道

厳島詣 松岡映丘

姫路市立美術館

iconjalgotokyo_online

柳田國男の実弟松岡映丘は、東京美術学校日本画科で学び、伝統的な大和絵を用いて近代性を表現し、卓越した画力で古典絵画「やまと絵」の再興に情熱を注ぐ。当品は、望む官位を得られなかった徳大寺氏は人の薦めにより厳島に詣で、それを聞いた清盛は大いに喜び彼に官位を授けた「徳大寺厳島詣」平家物語巻第二を題材にする。

〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-25

TEL:079-222-2288

千夜千冊

百代の過客

百代の過客本書は日本の古典的日記を紹介する。世界中でこれほど日記にひとの内実をかけている民族はいないという著者の考え。そして「奥の細道」の芭蕉にしても目新しいことを求めてはいない。古人が求めるものをひたすらに辿り求めたい、という「風雅の直・すぐなる交わひ」があると。それがまた「本歌取り」の技法のもとになると。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ドナルド・キーン
講談社学術文庫

amazonで買う

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *