800年前壇ノ浦の合戦で敗れ、源氏の追手から逃れた平家一族が湯西川の河原に温泉を見つけ、傷を癒したと伝わる。平家の里は、日光の鎮静・息災の地の象徴である。川沿いに瓦葺屋根残り、平家の里には落人の生き様や生活様式が茅葺きの家々に復元展示される。目立つことを避ける落人として、若武者の成長を祈る鯉のぼりを上げない風習は今も残る。
〒321-2601 栃木県日光市湯西川1042
TEL:0288-98-0126
上杉家から三島大社に奉納された太刀、刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 鞘(サヤ)には、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、デザインを統一の揃い金具に、 銀箔を押した金メッキのつがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、鍔(ツバ)には、飛ぶ鳥を透し彫り。平安・鎌倉時代に実用の太刀で、のち奉納用として製作される。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。
当寺は奈良期勝道上人の創建で開創し、鎌倉期神仏習合、山岳修行が発展。江戸期輪王寺宮が天台座主と上野寛永寺山主を兼ねた。伽藍配置が関東一大霊山の歴史を表す。当館が所蔵する熾盛光曼荼羅図。熾盛光は大日如来の仏頂上より発する偉大な智慧、その曼荼羅は天変地異や疫病の鎮静・息災を祈願する。
〒321-1494 栃木県日光市山内2300
TEL:0288-54-0531
仏教の要訣とは、せんじつめればいかに意識をコントロールできるかという点にかかっている。仏教と密教の流れをアジアの流れに組み込み、生命の流れと意識の流れを刳り貫いて、それらの流れの重なりを空海自身の夢と描く、日本史に残すべき松岡正剛の渾身作。
松岡正剛まつおかせいごう 春秋社
Tags : 平家の里栃木県
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