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鴨川市郷土資料館

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宝暦2(1752)年、房総半島外房の下打墨村に生まれた武志伊八郎信由は、彫物大工となり、欄間に波を彫る。波を彫ったら日本一、「関東に行ったら波を彫るな。」とまで言わせた。伊八が捉える波の一瞬の動きは、現代の高感度カメラに匹敵する。後世、浮世絵の北斎にも影響を与えた伊八を、当館はわかりやすく紹介。

安房、房総半島南東部の自然と文化ともに生まれた伊八の作品性は、まさに近世、江戸後期の自由な感動表現で、動的なバロック様式。

鴨川市郷土資料館-恵比寿 武志伊八郎信由

〒296-0001 千葉県鴨川市横渚1401-6

TEL:04-7093-3800

東博百選

八橋(ヤツハシ)蒔絵螺鈿硯箱(スズリバコ) 江戸時代 18世紀 東京国立博物館蔵

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八橋蒔絵螺鈿硯箱

「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ」—平安の歌物語、「伊勢物語」第九段三河国八橋の情景。 この作品に、物語絵にありがちな説明的な要素はなく、主題の本質を鋭く追及。 漆で描いて金銀を蒔く蒔絵で、貝殻の真珠層をはめ込む螺鈿で、大胆に立体的にデザイン化。光琳蒔絵、王朝文化を再生!

八橋蒔絵螺鈿硯箱

畿内七道

千葉県立中央博物館分館海の博物館

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当館は千葉の多彩な海を語る、-富津岬北側の東京湾は、河川水が育む干潟の海。富津岬から州崎の内房は、黒潮の影響でサンゴが生息する温暖な海。州崎から太東崎の外房は、潮通しがよく、カジメコンブが魚の棲家となる海。そして九十九里浜は砂地の海底が続く日本有数の砂浜。当館は、周辺の自然の観察会やフィールドトリップなどのイベントも開催する。

房総半島の海

〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾123

TEL:0470-76-1133

千夜千冊

神仏たちの秘密

神仏たちの秘密“日本では神があらわれることを、来臨とかおとづれと言います。いい言葉です。「おとづれ」はもともと「音連れ」と綴りますから、そこにさわさわっといった音だけがしたというようなニュアンスです。”日本の面影の源流を解く、松岡正剛の衝撃の日本論の第3弾。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

松岡正剛
春秋社

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関連施設

 

伊八郎信由が、動的な波の表現で、「波の伊八」と呼ばれた頃は、町人文化全盛で、また国学や蘭学の大成した化政文化(かせいぶんか)(1804-1830)の時代。―富嶽三十六景の葛飾北斎(1760-1849)、古事記伝の本居宣長(1730-1801)、解体新書の杉田玄白(1733-1817)。
江戸中期、元禄文化(1688-1703前後)を代表する画家、工芸家、尾形光琳(1658-1716)。古典の王朝文化を明快に装飾、デザインした作品を残す。ダイナミックなデザインとコントラストで、観る人を引き込む日本のバロック様式―、やがて江戸後期、化政文化にたゆたゆとその流れはつづく。
伊八の生まれた房総半島南部は太平洋に臨み漁業が盛んで、多くの海産物が水揚げされる。水深5~20Mに群落を作るカジメの海中林は動物の住処となり、葉状部はアワビやサザエのエサとなる。
恵比寿は日本の神様。海の中から「おとづれ」る神、寄神(よりがみ)。イザナギ(伊耶那岐)、イザナミ(伊耶那美)の親神から子供の時に船に乗せられ捨てられ、漂着して神となる。漁業の神様、商売繁昌の神様。

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