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慈円筆 鎌倉時代 1224年 東京国立博物館蔵

願文(がんもん)
慈円筆 鎌倉時代 1224年 東京国立博物館蔵

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慈円は摂関家出身で,『愚管抄』の作者の平安末期から鎌倉時代初期の天台宗の座主。鎌倉仏教の法然の教義を批判しても、また法然らを庇護。本作品は、貞応3年(1224)の仲秋に慈円(1155-1225)が春日大明神に祈請した願文。本巻文末に病席で書いたとあるように,慈円最晩年の筆。もと京都曼殊院に伝来した。

菩薩半跏像

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