「浜名湖由来の象と人」—浜名湖で発掘された20万年前のナウマン象の化石と、浜北の根堅遺跡で発掘された16,000年前の浜北人の化石。湖沼は素晴らしい生命維持システムだった。当館は、4,000〜3,000年前の縄文貝塚の隣にある 常設展示では数万年に及ぶ浜松地域の歴史資料を紹介する。日本列島の形ができた後、火山活動が活発な40〜50万年前に、天竜川の堆積により三方原の台地や谷ができる。やがて象がやってきて、人がやってくる。
〒432-8018 静岡県浜松市中区蜆塚4-22-1
TEL:053-456-2208
聖徳太子ゆかりの宝物300件あまりを収蔵・展示する。 ニューヨーク近代美術館新館など美術館建築も数多く手がける谷口吉生(ヨシオ 1937-)が設計で目指したもの、—静寂や、秩序や、品格のある環境を、この場所に実現すること。 暖色のライムストーンの展示室外壁に対し、エントランスは、格子状のカーテンウォール。 世界遺産法隆寺、飛鳥時代の回廊の柔らかに移ろう格子窓にかさなる。
天竜川下りは、諏訪湖から伊那谷を通り太平洋に注ぐ暴れ天竜川を鮮やかな櫓(ろ)さばきで下る。両岸に聳(そび)え立つ岸壁や奇岩により、山水画を彷彿させる奇勝の天竜峡を下る。船上からは、川に棲む龍が昇天した際突然できた龍の化身と伝わる龍角峯など、十の奇岩の天竜峡十勝が望める。渓谷の狭くて高い空、仙境的な気配を実感する。
長野県飯田市松尾新井
TEL:0265-24-3345 (天竜舟下り株式会社)
全5巻に計47人の画人が登場。1人あたり40~70頁ずつほどの丹念な案内を、刹那の文章写真のように走ることになる。尾形光琳(1658生)。雁金屋は染め縫いが商いだから、きっと光琳はああいう絵になり、茶事を存分に嗜んでああいう省略が得意になった。
村松梢風 中央公論社
Tags : 博物館本朝画人傳浜松市博物館花下遊楽図屏風静岡県
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