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綾部市資料館

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綾部市資料館

「古代日本の大地を最適化する」—旧石器時代と縄文時代(15,000〜2、300年前)には、由良川は氾濫を繰り返す。2000年前の弥生時代の渡来人は、河川を改善し、土地を開発し、養蚕業を始める。大地を最適化することなしに、国家は決して現われない。当館では京都府最大の円墳、5世紀半ば築造の私市円山(キサイチマルヤマ)古墳の出土品が展示される。金銅張りの矢袋、甲冑、帯金具など王の墳墓の副葬品、そして鉄製農工具が出土。被葬者は渡来系の漢氏につながる。河川整備と墳丘造営は、土砂の移動において関連する。

河川改良

〒623-0005 京都府綾部市里町久田21‐20

TEL:0773-43-1366

東博百選

鉄製鋲留(ビョウドメ)短甲(タンコウ/ミジカヨロイ)と小札(コザネ)鋲留眉庇付冑(マビサシツキカブト)
古墳時代 5−6世紀 東京国立博物館蔵

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ミジカヨロイは、古墳の副葬品で出土し、埴輪などにも見られるモノ。 四角や三角の鉄板や革などの素材を、人間のカラダに合うように加工するコザネは、連続させて頭や胴を守るように、板を合わせ鋲で留める。蝶番(チョウツガイ)で開閉式とする。腰の部分がくびれて現存するのは主に鉄製や金銅製。 同時期には、中国北方遊牧民の騎馬兵のヨロイとかさなる、肩から打ちかけて着用する、ウチカケヨロイ、挂甲(ケイコウけ)もある。 兜の上には、2つの半球形金具を筒状金具で接続。僧侶の使うホッス(払子)のような飾りがつけられた?

畿内七道

七鈴鏡 雲部車塚古墳 出土

篠山市立歴史美術館

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直径16.9cm、縁に7個の鈴が付く鏡。兵庫県下で出土例がなく、全国的にも数例。当古墳は、古墳時代後期(5世紀末~6世紀)の築造で、古代の馬具の一種である鏡板には、装飾として鈴がついたものもある。当地域の古代史を解明する手がかりとして極めて重要な資料。当館で近世城下町丹波篠山(たんばささやま)伝来の武具とともに展示紹介。

〒669-2322 兵庫県丹波篠山市呉服町53番地

TEL:079-552-0601

千夜千冊

日本史の誕生

日本史の誕生『万葉集』巻一冒頭で、雄略は英雄であって人間であることをあらわす。実像がきわめて鮮明な日本史誕生の母型をもった最初の大王。河内王朝が大きな頂点を迎え、そして象形された日本の母型のひとつは、東アジア社会のストリームとは決して無縁ではなかった。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

岡田英弘
ちくま文庫

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