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姫路文学館

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姫路文学館

姫路で生まれた和辻哲郎の原点に迫る文学館。高さ7m、長さ60mの半円形壁面上に資料とグラフィックで、播磨の文化風土を古代~幕末を概観する絵巻物のような播磨曼荼羅。常設展示資料とともに、29歳の和辻が古寺巡礼でみせる、「鋭く繊細な直感」、「自由に飛躍する想像力」、「東西文化への意識」の原郷を辿(たど)れる。

播磨曼荼羅

〒670-0021 兵庫県姫路市山野井町84

TEL:079-293-8228

東博百選

志野茶碗 銘 振袖
安土桃山時代〜江戸時代 16−17世紀 東京国立博物館蔵

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志野茶碗 銘 振袖

半筒形の茶碗は天正年間(1573-1592)後半に流行する。 柔らかいモグサの土を使い、真円でなく、高低がつく茶碗の口縁、少し張りのある胴。胴を載せる台、高台(コウダイ)の裏側は、粘土を貼り付けた無雑作な、シイタケの裏のような表現の椎茸高台。 鉄を含む鉱物を砕き塗り、筆で絵を描き、白いユウヤクをかけて焼く。 白い茶碗に、鮮やかな緋色(ヒイロ)の鉄絵。 温もりと振動のイマジネーション。

畿内七道

春めく二月堂参道

入江泰吉記念奈良市写真美術館

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3月上旬お水取りの修二会を行う二月堂を下る参道。和辻哲郎「古寺巡礼」改版の図版写真を撮る入江泰吉が「この参道の、ものさびた光景こそ、いかにも古都奈良らしい情感が漂うたたずまい」と何度も撮影した作品。当館は、奈良大和路の風景、仏像、行事を撮り続けた入江の没年平成4(1992)年に開館する。

〒630-8301 奈良市高畑町600-1

TEL:0742-22-9811

千夜千冊

古寺巡礼

古寺巡礼本書は大正8(1919)年、和辻33歳の時に出版。「感激による誇張があるにせよ、実感の生なましさが素直に出る。和辻さんの学問を豊潤にしたものが、ほかならぬ、その学者として和辻さんが拒んだものであったことを私(松岡正剛)は信じざるを得ない」。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

和辻哲郎
岩波文庫

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