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国宝 松本城

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国宝 松本城

当城は信濃守護小笠原氏の支城ではじまり、桃山時代、石川数正・康長父子が城及び城下町の整備を行う。文禄(1593~1594)時代に建てた五重六階の天守閣は、日本現存最古の城郭で、国宝天守。大天守北面に乾小天守を連結し、東面に辰巳附櫓・月見櫓を複合し、外壁は黒塗の下見板。北アルプスを背に400年聳え立つ。

天守

〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1

TEL:0263-32-2902

東博百選

葡萄図 立原杏所(タチハラキョウショ)筆
江戸時代 天保6(1835)年 東京国立博物館蔵

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葡萄図 立原杏所筆

立原杏所(1786~1847)は水戸藩の藩士で、また絵師ではない人が描く文人画の南画家。父は、水戸藩の修史局、彰考館(ショウコウカン)艦の総裁をつとめ、黄門さまの徳川光圀(1628-1701)の遺命である『大日本史』の編纂に尽力した、立原翠軒(スイケン 1744-1823)。 杏所の画のスタイルは謹直で穏やかなのだが、酔いにまかせ描くこの作品は、大胆で奔放。フラットで温暖な中国・江南の風土から生まれた、とらわれることなく自然の風情を描く画が、南画。

畿内七道

大阪城天守閣

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大阪城天守閣

当城は、古代難波宮があった上町台地北端、蓮如の庵・坊舎から発展した(大阪)石山本願寺跡に建つ。現在の天守閣内では、豊臣秀吉ゆかリの品々、戦国時代、大阪城にまつわる資料、秀吉の作った組み立て式黄金の茶室の原寸大復元模型等が展示される。 ー秀吉の城は、白壁ではなく安土城同様、黒漆の下見板張であった。

黄金の茶室

〒540-0002 大阪市中央区大阪城1-1

TEL:06-6941-3044

千夜千冊

日本アルプス

日本アルプス地理学者だが、神学者で宣教師で本格的なアルピニストであったウェストンは、壮大なヨーロッパの山々ではなく、日本アルプスに憧れをもった。本著は芭蕉のようにその途次の描写をいちいち連ね、黙々と旅をし、リュックを背負って登攀(とうはん)している姿のまま読める。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

ウォルター・ウェストン
平凡社ライブラリー

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