奈良文化財研究所飛鳥資料館
奈良文化財研究所飛鳥資料館
当館は、奈良文化財研究所による発掘調査に焦点を当て、古代の噴水、須弥山石、石神遺跡の石人像や、高松塚古墳の鏡など、重要文化財が数多く展示。日本最古の寺院、飛鳥寺の塔の埋納品や、倒壊した状態で発見された山田寺の東回廊などを見ることができる。そして当館は、キトラ古墳壁画四神展が季節毎に開催。7~8世紀初めのキトラ古墳キトラ古墳は唐文化の影響が少ない。遣唐使帰国前の築造と推定。石室内は漆が塗られ、天井に天文図が描かれ内壁に彩色壁画が施される。南面に描かれた朱雀は、隈取り・ぼかし技法で着色されて立体感が表現されている。

〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601
TEL:0744-54-3561
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千夜千冊
Tags : 奈良文化財研究所飛鳥資料館奈良県飛鳥寺







日本は唐・新羅との緊張状態の中、百済のような没落をしないために、国家の体制をとる。大君、天王制の王権と各地の生産と再生産システムを組み合わせる「王民共同体」。具体的には詔、みことのりがそれらを組み合わせた。本書は「王」権とみことのりの「公」が、日本の公共性を生み出していったと日本史や日本論を斬る。




