お知らせ:当サイトは2023年3月をもちまして、情報の更新及びお問い合わせ対応を休止しております。
Home 文化施設 古代の美 中部・北陸 富山 朝日町埋蔵文化財施設 まいぶんKAN

朝日町埋蔵文化財施設 まいぶんKAN

iconjalgotokyo_online

朝日町埋蔵文化財施設 まいぶんKAN

「日本のヒスイ海岸の朝日町」—富山県の朝日町は、ヒスイ海岸と5500〜5000年前の縄文時代中期の不動堂遺跡で有名。 ヒスイは5億年前、深い地層で作られた。700,000年前、フォッサマグナとともに、ヒスイは山、川、海を経て、浜辺の縄文集落にたどり着く。当館は、朝日町出土の縄文土器や石器、勾玉等の考古学資料を展示。当館に近い国指定史跡「不動堂遺跡」は、青森三内円山遺跡のような長径約7mの東西に長い楕円形を呈する大形竪穴遺構があり、中には4基の石囲い炉が、長軸線上に規則正しく配置され、文明の存在を示す。

不動堂遺跡

〒939-0723 富山県下新川郡朝日町不動堂214

TEL:0765-83-0118

東博百選

火焔土器
縄文時代(中期) 前3000—前2000年 東京国立博物館蔵

iconjalgotokyo_online

火焔土器

縄文人の宇宙観を表しているとも言われる不思議な世界を表現する。 眼が奪われる装飾の上部、口縁部分。その下部の渦巻き状で装飾、口縁に平行に線を引く隆起線紋(リュウキセンモン)と、道具で線を彫る沈線紋(チンセンモン)という胴部の縦線。頭でっかちで不安定に見えるが不思議なバランス、積み重ねる技がそれを生み出す。

畿内七道

縄文思想

三内丸山遺跡

iconjalgotokyo_online

当遺跡は、約5000年前の環境や生活、ムラの解明が進む日本最大級の縄文集落跡。大型竪穴住居跡や大型掘立柱建物跡、大人や子供の墓、貯蔵穴、粘土採掘坑、捨て場、道路跡が見つかり、集落全体の様子や当時の自然環境、信仰・文化も具体的に伝えている。そこには大集落を維持するシステムと思想が歴然と存在していた。

〒038-0031 青森市大字三内字丸山305

TEL:017-766-8282(三内丸山遺跡センター)

千夜千冊

縄文人の文化力

縄文人の文化力土偶、ヒトではなくて精霊。縄文土器は物語的で、弥生土器は装飾的。縄文土器から文様を剥がそうとすれば、土器そのものを毀(こわ)すしかない。文様モチーフには「名」がつき、文様の各所に「意味」を持つ物語土器には、各地それぞれの流儀がある。その流儀のちがいこそが「クニ」の単位であったのではないかと本書は展望する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

小林達雄
新書館

amazonで買う

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *