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大阪市立東洋陶磁美術館

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大阪市立東洋陶磁美術館

当館は、韓国陶磁、中国陶磁を中心に国宝2点を含む5550点を所蔵する。中国元時代の名品、国宝 飛青磁花生。器表に鉄斑を散らし、青磁釉をかけ焼成。ほっそりした頸と豊かに膨らむ胴部が好対照な玉壺春といわれる元時代に流行したスタイル。その容姿が美しい。釉色は、少し黄味が増す青磁。大阪鴻池家に伝来の名品。

国宝 飛青磁花生 龍泉窯青磁

〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-26

TEL:06-6223-0055

東博百選

青磁茶碗 銘 馬蝗絆(バコウハン)三井高大寄贈
中国・南宋時代 13世紀 東京国立博物館蔵

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青磁茶碗 馬蝗絆

日本に伝わる青磁茶碗を代表する。 銘は、鎹(カスガイ)を馬の背の蝗(イナゴ)に見立て。 儒学者伊藤仁斎(ジンサイ 1627-1705)の息子、伊藤東涯(トウガイ 1670-1736)が著作した『馬蝗絆茶甌記(バコウハンサオウキ)』によると、この茶碗を所持する室町幕府8代将軍足利義政(1436-1490)が、ひび割れた茶碗の代品を中国・明に求める。しかしこれほど優れた品はもう作れないと、鉄のカスガイで修理の上、戻された名品。

青磁茶碗 馬蝗絆

畿内七道

(国宝)青磁 鳳凰耳花生 銘 万声

和泉市久保惣記念美術館

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本作は霊泉を飲み青桐に止まるという瑞鳥が首につく、青磁 鳳凰耳花生。わずかに鉄分のある灰白色の胎工に、粉青色の釉薬が厚くかかる南宋期の作品。かつて徳川将軍家、東福門院、後西天皇に伝わったことが知られる。東洋古美術を中心に年間6回の様々な企画展を開催する当美術館。浮世絵版画や西洋近代美術、古地図も収蔵する。

〒594-1156 大阪府和泉市内田町3丁目6番12号

TEL:0725-54-0001

千夜千冊

武家文化と同朋衆

武家文化と同朋衆本書紹介の室町幕府のアートディレクター同朋衆は、踊り念仏の時宗に起源する。当時、村落社会の宮座、信仰社会の念仏結社や別所、武家社会の会所で、「寄合の遊芸」が発展し、また兼好法師や鴨長明などの「評価」が貴族や武家に広がる。結果評価される幕府の月例行事を、遊芸に通じる時宗出身者が担い武家文化が育つと語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

村井康彦
三一書房

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