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紀の川市歴史民俗資料館

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紀の川市歴史民俗資料館

当館では紀伊国分寺の模型などで天平文化を偲ぶ。また紀ノ川沿いの古墳から出土した半島と繋がる金製勾玉や馬具等、豪華副葬品を通じて紀州国の古代文化や歴史を紹介する。紀州国造の紀氏は、渡来系氏族の武内宿禰が祖とされる。そして5世紀の東晋・宋に朝貢し冊封された倭の五王の王朝といわれ河内王朝に仕えた。

紀州国造

〒649-6428 和歌山県紀の川市東国分671

TEL:0736-77-0090

東博百選

蓋鋺(フタマリ) 法隆寺献納宝物(ケンノウホウモツ)
8世紀 東京国立博物館蔵

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菩薩半跏像 法隆寺献納宝物

トッキの鈕(チュウ)付ける蓋(フタ)つきの小さな容器。フタと胴が口縁部分で合う構造。仏前の供養のための器。 香水を入れる水瓶をおもわせるチュウに、丸く膨らんだ胴の部分に、ロクロ挽きでいくつかの線が刻まれ、わずかに装飾されている。そして容器の足の裾(スソ)、高台が広がり、安定し、また堂々としている。 また同形のものは、宗教目的の美しい石粒を入れる舎利(シャリ)容器、火葬の骨壷にもみられる。

畿内七道

粉河作巌頭獅子置物

和歌山県立博物館

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当品は、中国古代の谷に子を落とす獅子説話を題材にする「粉河作」と珍重された優品。銅・鉛合金鋳造の青銅器等、古代より多くの渡来文明を運んだ紀の川沿いの粉河町に、中世より仏具など鋳物産業が栄える。当館は紀伊徳川家ゆかりの品々はじめ、「那智宮曼荼羅図」等で自然と神々がかさなりあう高野・熊野の聖地を紹介する。

〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14

TEL:073-436-8670

千夜千冊

古代の日本と加耶

本書が紹介する加耶の諸国は、現在の釜山がある朝鮮半島南部にあった。日本の志賀島に後漢光武帝の金印が届く1世紀に誕生。倭国は交易と鉄を求め加耶諸国と交流し、日本の「謎の4世紀」には、釜山・対馬・北九州を船団が極めて密接に行き交う。加耶を通じ百済・倭国は複合的な関係を築き、7世紀白村江の戦いへもつながる。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

田中俊明
山川出版社

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