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四万十市郷土博物館

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当館は、山内一豊の弟、康豊の居城の中村城跡、為松公園内二の丸跡に城の形をして建つ。四万十川や支流と紡いできた暮らしや土佐の小京都とも呼ばれるまちの歴史、美術工芸品など貴重な資料を展示。6階の展望室から市街が一望できる。また由来不明の四万十市間崎の一宮神社に伝わる七星剣を所蔵。
宝物七星剣
表裏に象眼した文様が北斗七星を表す七星剣は、聖徳太子の守り刀であったと言われ、四天王寺所蔵の七星剣は国宝。現存する他の七星剣は片刃で、当品は両刃である。

〒787-0000 高知県四万十市土居山2356 為松公園

TEL:0880-35-4096

東博百選

群鳥文(グンチョウモン)兵庫鎖太刀(ヒョウゴクサリノタチ) 号 上杉太刀 太刀 銘 一
鎌倉時代 13世紀 東京国立博物館蔵

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上杉家から三島大社に奉納された太刀、刀を下げる帯、金属で編む兵庫鎖。 鞘(サヤ)には、漆の上に多くの金粉を蒔き研ぎ出し、デザインを統一の揃い金具に、 銀箔を押した金メッキのつがいの鳥文様を、少し浮かび上がらせ、鍔(ツバ)には、飛ぶ鳥を透し彫り。平安・鎌倉時代に実用の太刀で、のち奉納用として製作される。 古来珍重される太刀の福岡一文字派により、銘は一。

畿内七道

金堂壁画

法隆寺

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聖徳太子創建の当寺金堂壁画は7世紀末頃描かれ、インド・アジャンター石窟群や敦煌莫高窟の壁画と共にアジア古代仏教絵画の代表とされた。焼失後再現された6号壁の三尊(阿弥陀・観音・ 勢至)を中心に25体の菩薩像を表す阿弥陀浄土は白眉。壁画の図様に国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良博蔵)との高い親近性が見られる。

〒636-0116 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1

TEL:0745-75-2555

千夜千冊

鹿鳴館の系譜

鹿鳴館の系譜明治16(1883)年、井上馨が企画し、ジョサイア・コンドルが設計し現在の東京・日比谷帝国ホテルの南にできた社交場、鹿鳴館。本書が語る鹿鳴館の系譜とは、古代の聖徳太子による若草伽藍であり、現代の吉田茂によるサンフランシスコ講和条約とその後のパーティである。その翻訳文化に日本文化の歴史がつづくと語る。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

磯田光一
講談社文芸文庫

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