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特別史跡 多賀城跡附寺跡(廃寺跡)           

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特別史跡 多賀城

当地には、奈良時代太宰府とともに朝廷直属の政庁「遠の朝廷」があった。その名は賀(よろこび)多からんことを願い、外側の築地塀は、約900m四方を囲み、南・東・西の辺には門が開かれ、中央に政務・儀式を行う政庁があった。政庁跡の南東約1kmに、付属寺院として建立の史跡。伽藍配置は大宰府付属寺院、観世音寺に相似する。

特別史跡 多賀城跡附寺跡

宮城県多賀城市内5カ所

TEL:022-368-1141(多賀城市教育委員会文化財課)

東博百選

法隆寺 土塀
GO TOKYO ONLINE ロケ地

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山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

世界遺産法隆寺は、大和平野を見渡す斑鳩の宮(イカルガノミヤ)に接して、聖徳太子によって607年頃に創建。その後火災にあい、復興されたのが世界最古の木造建築群として知られる現在の西院伽藍。また斑鳩宮跡に、奈良時代に聖徳太子の菩提を祀る夢殿が建立され、夢殿を中心とした建築群が現在の東院伽藍。 西院と東院の伽藍をつなぐ参道に続く土塀。中国・万里の長城にも使われた工法で作られた。板ではさんで間(マ)を作り、土を入れ押し固め、繰り返し何層も積み上げる、ミルフィーユのように。 技と手間のが、時空を超える造形を作り、世界遺産となる。

山野行楽図屏風 与謝蕪村筆

畿内七道

東北歴史博物館

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東北歴史博物館

多賀城廃寺跡隣接の東北を代表する歴史博物館。所蔵の当復元模造は、芭蕉が蛍火の昼は消えつつ柱かなと詠んだ金色堂の柱。白く光る夜光貝の細工(螺鈿)、長押にいたるまで、透かし彫りの金具・漆の蒔絵など、有機的に一体になった平安時代後期の工芸技術を紹介。平泉と中尊寺の中国・風水思想と浄土思想の重なりも伝える。

中尊寺金色堂内陣柱復元模造

〒985-0862 宮城県多賀市高崎1-22-1

TEL:022-368-0101

千夜千冊

平泉・衣川と京・福原

平泉・衣川と京・福原平安時代は、京都王朝中心よりむしろ地方の時代だった。続いて源頼朝が、北の平泉と西の福原の両方を蹴散らかして新たに鎌倉に幕府を築いたが、それは風水にもとづき、「武の雅」を謳う「北の平泉的なもの」と「西の福原的なもの」の統合であったのではないか。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

入間田宣夫
高志書院

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