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ガラス碗 奈良県橿原市川西町 新沢千塚127号墳出土
古墳時代 5世紀 東京国立博物館蔵 - 金属のパイプにとけたガラスを巻き付け、片方から息で膨らませる技法で作られた。口縁は切り離したままの状... 続きを読む
- 木画紫檀棊局 宮内庁蔵
- 棊局(ききょく)とは碁盤のこと、棊子(きし)は碁石。聖武天皇の愛用品の一つといわれる。碁盤の側面には... 続きを読む
当館は奈良県内の遺跡出土品を通じ、日本史の要でもある大和の歴史を常時紹介。1985年、未盗掘古墳として発見の生駒郡斑鳩町・藤ノ木古墳出土金銅製鞍。パルメッ ト(仏教式唐草模様)で鳳凰、龍、鬼面、怪魚 獅子等のモチーフを使用。1600年程前日本列島に渡来した馬は、権威の象徴として黄金の馬具で飾られた。
〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町50-2
TEL:0744-24-1185
乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。
Tags : 博物館奈良県奈良県立橿原考古学研究所附属博物館