大分県境から矢部川と星野川が合流する八女は、古代から自然の恵み溢れる扇状地。現在は九州屈指のお茶の産地で、玉露生産量は京都に次ぐ。当茶園は70haの広さで、展望台から見渡す限り緑のじゅうたん。夏・冬も過ごしやすく、大きな天変地異も記録なし。玉露のごとく香るこの扇状地は、古代北部九州の王の地であった。
〒834-0015 福岡県八女市本
TEL:0943-23-1192 (八女市観光振興課)
透し彫りの悪霊防御のカエン(火焔)紋の内に、透し彫りの絡み合った2頭の龍。半球の飾り金具を付けた蛇行する金具。薄い金板を連ねて垂らす飾りホヨウ(歩揺)が、帽子や透し彫りの縁に多く付く。また歩くと、きらきらと輝く。 ともに出土した素環頭(ソカントウ)大刀の環頭部分の外周、帯の金具—四角の帯留め、カ帯(カタイ)金具、鏡のように平らな、鏡板にも龍の文様が施される。
当財は、6世紀中頃の福岡県八女市鶴見山古墳から出土した武装石人、高さ158cm。頭部には冑、胴部には短甲、下半身部には草摺(クサズリ)を装着。九州地方に発展した石人・石馬による古墳祭祀の実態を示す重要な資料。当館では、八女古墳群から出土の埴輪、須恵器、金環、金製垂飾付耳飾り、鉄製の武器・武具を所蔵展示。
〒834-0006 福岡県八女市吉田1562-1
TEL:0943-24-3200 (岩戸山歴史文化交流館 いわいの郷)
北九州から日本に稲作、青銅器、海洋技術が定着する。本書は、中国の江南地域からの道で北九州に小国家「早良国(さわらのくに)」が生まれ、倭国の原型となり、アマテラスも大和朝廷の道も始まると推測。金印で有名な「奴国」が1世紀に「早良国」を支配し、有明海から吉野ケ里遺跡の筑紫平野へ移行し「邪馬台国」の時代がくるとする。
武光誠 学研M文庫
Tags : 八女中央大茶園大分県展望福岡県
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