特別企画展『動物絵画はお家芸 ―大坂・森派の絵描きたち―』(4/3〜5/17)
本展では、江戸時代の大坂で名高い絵師であった、森狙仙と、次世代以降の画家、森徹山や一鳳らの作品を取り上げ、動物絵画を多く描いた森派とも呼ばれる一派の画業を振り返ります。あわせて奇想の画家伊藤若冲と交流のあった大坂の松本奉時が描く蝦蟇がま図、戯画を得意とした耳鳥斎にちょうさい、虎を得意とした岸きし派の虎図、鷹図を描いた戦国大名土岐氏の末裔土岐頼高の鷹図など一芸に秀でた人々の絵画を紹介します。地元ゆかりの画家の活躍をご覧いただき、往時の文化活動の豊かさをしのんでいただければ幸いです。