福岡市埋蔵文化財センター
福岡市埋蔵文化財センター
古くから対外交渉の門戸として栄えた福岡市、1000カ所あまりの遺跡が所在。当センター常設展では、「奴国の時代」の弥生時代と国内最大貿易港「中世都市博多」の時代に焦点をあてて紹介。当環頭大刀は、鉄刀の柄飾りに二頭の龍が向き合い、金銅製で精巧な浮き彫り風の文様が鋳出。韓半島南部の伽耶系の大刀飾りに類例。

〒812-0881 福岡市博多区井相田2-1-94
TEL:092-571-2921
東博百選
畿内七道
千夜千冊
Tags : 福岡市埋蔵文化財センター








北九州から日本に稲作、青銅器、海洋技術が定着する。本書は、中国の江南地域からの道で北九州に小国家「早良国(さわらのくに)」が生まれ、倭国の原型となり、アマテラスも大和朝廷の道も始まると推測。金印で有名な「奴国」が1世紀に「早良国」を支配し、有明海から吉野ケ里遺跡の筑紫平野へ移行し「邪馬台国」の時代がくるとする。

