- 河田小龍 「西王母」
- 3000年に一度実る桃の木を持つ仙女、西王母が現れれば、国土全て恵みが行き渡っている証。伝統的な吉祥... 続きを読む
- 『東山魁夷展』(8/29〜10/8)、(国立新美術館 10/24〜12/3)
- 明治41年、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、様々な試練のなか風景の美... 続きを読む
- 今森光彦『自然と暮らす写真のまなざし』展(5/22〜7/9) (酒田市美術館と土門拳記念館の共同企画展)
- 酒田市美術館では、蝶々やカブトムシなどの昆虫をはじめ、今森さんの里山に棲む様々な生き物たちや植物、世... 続きを読む











本書はマンガ史研究者の著者が、風刺画家ビゴーの作品紹介を通じ、明治日本の社会・風俗・習慣を点描する。リアルで滑稽で、おもしろく辛辣で、事実に暗示が入り、洒落て本当がある。江戸期北斎たちの浮世絵が、明治ビコーたちの風刺画にかさなる。江戸期の花鳥風月が、アールヌーヴォーのルネ・ラリックにかさなるごとく。


