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永平寺

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永平寺

当寺は三方を山に囲まれ、樹齢約700年の老木に守られるように佇む。鎌倉時代の僧・道元禅師が京都での旧仏教との争いを避け越前へ下向し、寛元2(1244)年に開創。道元はただ坐禅をする姿が仏であり、修行の中に悟りがあるとした。七堂伽藍を中心に70余棟の殿堂楼閣が廻廊で結ばれる境内は、いまも変わらず綺麗に掃除される。

高踏の廻廊

〒910-1294 福井県吉田郡永平寺町志比5-15

TEL:0776-63-3232

東博百選

明月記(めいげつき)
藤原定家筆 鎌倉時代 1233年 東京国立博物館蔵

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鎌倉時代初期の歌人藤原定家(1162-1241)の日記、『明月記』は、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)までの56年間に渡り、詳しく記録されている。本品は天福元年(1233)6月の記。その時定家は72歳で,正二位権中納言。1日条より29日条までの記事を収められ,定家の晩年の筆の特徴が顕著。

菩薩半跏像

畿内七道

参道

鶴岡八幡宮

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徳川幕府の原型は、鎌倉にある。由比郷鶴岡から現在の地に移された当宮の参道は、若宮大路と呼ばれ、鎌倉の中心をほぼ南北に貫き、京の朱雀大路を模して造られた。鎌倉文化は京を意識するが、公家社会文化とは異なり、仏教や美術も武士や庶民に分かりやすい素朴で質実なものが好まれた。中国・宋や元の禅文化の影響もある。

〒248-8858 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31

TEL:0467-22-0315

千夜千冊

徒然草

徒然草限りない願望と限りある無常が交差する鎌倉末から南北朝期、卜部氏の流れの神職の家に生まれ、仏教修行し、和歌に精進した兼好。「人のけしきも夜のほかげぞ、よきはよく」、「にほひもものの音も、ただ夜ぞひときわめでたき」、「まどひの上に酔へり、酔の中に夢をなす」。所在なくつれづれに、願望と無常の境を説明する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

吉田兼好
岩波文庫

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