東大寺
大仏殿は、治承4(1180)年平家の南都焼討の焼失後、重源が宋様式を取り入れ、従来の和様に比べて長い部材や太い部材を節約する合理的な構造で復興。のちの巨大建築の参考にされた。
現在の大仏殿は、江戸時代に復興され、宋様式と和様を折衷する。
—シルクロードの文明と疫病。豊かさはまた禍を伴った。
—東大寺の本尊、盧舎那大仏は「あまねく光を照らす」を意味し、華厳経では宇宙仏とされる。
—空海の曼荼羅は、この宇宙仏を根本とする。

〒630-8587 奈良市雑司町406-1
TEL:0742-22-5511
 
                          
                       
      







 正月の朝に汲む水を若水、若水迎えとよび不老不死を願う。奈良の二月堂のお水取りも、この若水行事であり、若狭で初水を汲んで奈良まで運ぶこともまた同じ。本書はその起源は、湖南省や江西省などの中国南部の稲作民の儀礼から派生したものではないかと推論する。また鏡餅に海老や昆布、柿や橙があるのは海彦山彦にも由来。
正月の朝に汲む水を若水、若水迎えとよび不老不死を願う。奈良の二月堂のお水取りも、この若水行事であり、若狭で初水を汲んで奈良まで運ぶこともまた同じ。本書はその起源は、湖南省や江西省などの中国南部の稲作民の儀礼から派生したものではないかと推論する。また鏡餅に海老や昆布、柿や橙があるのは海彦山彦にも由来。



