- 創刊記念『國華』130周年・朝日新聞140周年 特別展『名作 誕生』つながる日本美術 (4/13〜5/27)
- 日本美術史上には『名作』と呼ばれる作品が数多く存在します。本展では、こうした作品同士の影響関係や共通... 続きを読む
- 特別展『円覚寺の至宝 鎌倉禅林の美』(4/20〜6/23)
- 本展覧会は、大用国師200年・釈宗演老師100年大遠諱を記念して開催する、鎌倉円覚寺の歴史と文化の総... 続きを読む
元実業家耕三寺耕三が母の菩提寺に建立した浄土真宗本願寺派の寺院。伽藍は国宝建造物を手本にし、付属博物館を併設。彫刻は平安から昭和の仏像及び近代彫刻の流れを展覧し、絵画も鎌倉以降の仏画及べ近代絵画を有し茶道美術も必見。現代美術の大理石庭園「未来心の丘」は、日本の移ろう美とともに、母の慈愛を映し出す。
〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
TEL:0845-27-0800
乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。