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枚聞神社

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枚聞神社

当社は開聞岳北麗から薩摩の海を見守る航海・交通・漁業の守護神として、1300年の歴史を誇る。朱塗りの優雅な社殿は緑に映え、向拝柱には立派な雲龍が彫られ、宝物殿には、国指定文化財の松梅蒔絵櫛笥ほか、平安王朝文化と琉球王朝文化をつなぐ、琉球から伝わった額や島津家に関係する古文書などが所蔵される。

宝物殿

〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町1366

TEL:0993-32-2007

東博百選

粉青(ふんせい)鉄絵魚文瓶(ぎょもんへい)
伝忠清南道鶏龍山出土 15−16世紀 東京国立博物館蔵

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粉青沙器は、灰色の磁器を作るベースとなる胎土の上に、白土で装飾を加えた陶器の総称である。ハケ・刷毛を用いて白土を全面に塗り,そこに自由闊達に鉄絵文様を描く。日用の量産品で、民衆の飾り気ない心情が投影される。本作品は,並外れて大きな形相の魚がぐるりと瓶をとりまくように描かれ、その姿はどこかユーモラス。

菩薩半跏像

畿内七道

「黒潮の海」大水槽

沖縄美ら海水族館(海洋博公園)

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水量7,500m³の大水槽に巨大アクリルパネル。大水槽を正面から眺められる専用のシートで、ジンベエザメとナンヨウマンタたちの群泳を観覧し、海中の生モノたちがシナ海を黒潮に乗り北上する様子がイメージできる。海洋博公園は海、歴史・文化、花・緑の3つのエリアで構成。沖縄の海を深海まで再現したのが当水族館。

〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424

TEL:0980-48-3748

千夜千冊

常世論

常世論日本人の原郷、祖霊が住むマザーカントリー、常世。そのイメージは、クスノキに託された。南方熊楠は、南の海からきた日本人の源流は楠神を崇めたとし、神話のスサノオはスギやクスノキで舟をつくる。本書は常世を深層意識とし、産土を例とし、他民族と共有する世界観や宇宙観を成熟させ、細部を洗練させた日本人を評価する。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

谷川健一
講談社学術文庫

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