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北方文化博物館

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北方文化博物館

豪農伊藤家の邸宅を博物館として公開。歴代当主の6300点の蒐集コレクションを展示。代表美術品として「雪村友梅・梅花の詩(重要文化財)」「良寛・詩書屏風」「唐三彩 馬俑」「大日如来坐像(重要美術品)」「柴田是真、扇面蒔絵飾棚」「享保雛」など。また百畳敷きの大広間から眺める庭園は、京都・銀閣寺の滝や井戸の石組発掘とその復元で知られる天才庭師・田中泰阿弥(新潟県柏崎市出身)が5年の歳月をかけて作庭した回遊式庭園。四季折々に美しい表情を見せる。その他、敷地内の大藤棚も毎年5月に見頃を迎え、多くの来館者に親しまれている。

伊藤邸

〒950-0205 新潟市江南区沢海2丁目15-25

TEL:025-385-2001

東博百選

グレ-風景 浅井忠 
明治34(1901)年 東京国立博物館蔵 高野時次氏寄贈

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グレ-風景 浅井忠

佐倉藩藩士の子供で花鳥画を学び、文明開化でフランスに留学した浅井。 19世紀半~20世紀前半芸術村が、フォンテーヌブローの森周辺にあった。 若い画家たちは、光の微妙な変化が現れる水辺に写生地を求め、川に面したグレーは、第二のバルビゾン村となる。 4度目のグレー訪問で、約14ヶ月間滞在した浅井はグレーで、屋外での写生を日課とする。自然観察で得た題材をアトリエで構成し、多くの作品を描く。

グレ-風景 浅井忠

畿内七道

「澄心」 扁額

會津八一記念館

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当作は、「心を潔く済ませる」の意。歌人會津八一(1881-1956)が、早稲田大学教授を辞任し、戦災で故郷の新潟市に戻り、家族の死別もあった晩年期の書。漢の王・劉安(前179-前123)が学者たちに作らせた書『淮南子』の「泰族訓」の中の語句を引用。当館は歌人、書家、東洋美術史学者などで活躍した會津八一を多角的に紹介する。

〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1メディアシップ5階

TEL:025-282-7612

千夜千冊

眼の哲学・利休伝ノート

「眼に見える言葉が書ならば、手に抱ける言葉が茶碗なのである」。本書は、伝説の陶器鑑賞家、美の世界の批評家の著者代表的評論「眼の引越し」の他、独特の芸術論、陶芸・絵画論に加え草稿「利休伝ノート」を収録。著者の口癖、「日本の文化を生きている」とは、日々使い、そばに置くモノこそ、自分自身だと意識すること。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

青山二郎
講談社文芸文庫

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