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Home 文化施設 近代の美 九州 大分 野上弥生子文学記念館

野上弥生子文学記念館

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野上弥生子文学記念館

明治18年当地に生まれた弥生子は、「青鞜(せいとう)」創刊に協力して女性の自立を模索する。当館は、少女期の直筆原稿・遺品約200点と共に、彼女の生の言葉を保存。昭和53年9月 臼杵市民名誉市民第1号に選ばれ99歳まで現役で執筆活動を行った。「アルプスの山の娘」現代では「アルプスの少女ハイジ」を日本で初めて翻訳したのも弥生子であり、自己の理念に忠実に生きた女流作家である。

弥生子学

〒875-0041 大分県臼杵市臼杵浜町538

TEL:0972-63-4803

東博百選

黒田清輝 「読書」
明治24(1891)年 東京国立博物館蔵

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読書 黒田清輝

薩摩藩士の子供に生まれ、欧州で学んだ豊かな光の表現を特色とする「外光派」の旗手として、明治時代の洋画界をリードした黒田が、パリ・サロンに初めて入賞した作品。パリ南東66kmにある小村グレー・シュル・ロワンで描く。 鎧戸(ヨロイド)から射し込む陽光が、下宿先の娘マリアの顔を、柔らかに包み込み、色白の肌を照らす。黒田は画面左側に、漢字で筆を入れる。 マリアへの想いも語られる。

畿内七道

下谷龍泉寺町

台東区立一葉記念館

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樋口一葉は小説の執筆とともに、生活苦を商売で打開しようと決意。母と妹と共に明治26(1893)年、吉原遊郭近くの下谷龍泉寺町三百六十八番地の二軒長屋へ転居し、荒物雑貨・駄菓子店を開業。商売は不振ながら、ここでの体験が一葉の代表作、たけくらべの題材となる。人生に無駄ナシ。一葉を顕彰する当館は、企画展・特別展や一葉祭を開催。

〒110-0012 東京都台東区竜泉3-18-4

TEL:03-3873-0004

千夜千冊

秀吉と利休

秀吉と利休本書は秀吉の猛然たる執念の起源を捉え、利休の末子に紀三郎を創造的に設定し、秀吉の愛憎半ばの癇気と情気をぶつけられ、その本質を見通すようになったかもしれない利休を対比的に描く。利休が弟子の山上宗二の無惨な死をきっかけに、秀吉への抵抗に追いこまれていく様子を日本文学最高の格調で、77〜78歳の著者が描く。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

野上弥生子
中央公論社

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