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大阪くらしの今昔館

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大阪くらしの今昔館

江戸後期から戦後の大阪の町を再現展示する当館のジオラマは秀逸である。実物大に再現された江戸時代の書店・書肆の店先には、新刊本、古本、浮世絵が並び当時の商事情がよくわかる。また当館には中井竹山に詩文を学び、木村蒹葭堂とも交流した中井藍江はじめ大坂画壇の貴重な絵画も所蔵される。

「なにわ町家の歳時記」

〒530-0041 大阪市北区天神橋6-4-20 住まい情報センター8F

TEL:06-6242-1170

東博百選

見返り美人図 菱川師宣(ヒシカワモロノブ)筆
江戸時代 17世紀 東京国立博物館蔵

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「浮世絵の祖」菱川師宣(1618?-1694)、版画ではなく、筆で描く浮世絵。 「菱川様(ヒシカワヨウ)の吾妻俤(アズマオモカゲ)」(『虚栗』)と讃えられた、江戸オリジナルの様式美、美人の立ち姿、その一人立ち。モロノブの名作。 歩みの途中でふと振り返る、その一瞬を描く。その先には?

畿内七道

花傾城道成寺 五蝶亭貞広

上方浮世絵館

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派手な衣装で難波の太夫女形として名を挙げた上方歌舞伎の名跡、二代目中村富十郎を描く作品。肉筆の浮世絵は桃山時代、上方で生まれ町衆に育まれた。一方、木版画(錦絵)は江戸の庶民に広まり上方へ押し寄せる。上方浮世絵の大半は役者絵で、写実的な線の描写で視線が強い。上方浮世絵館でその強い眼差しが実感できる。

〒542-0076 大阪市中央区難波1-6-4

TEL:06-6211-0303

千夜千冊

義理と人情

義理と人情本書は、日本人にひそむ矛盾の「義理と人情」が、古代、中世になく、近世江戸期に渡来の朱子学や儒学が正統的な位置から滑り落ち、西鶴「武家義理物語」や近松の戯曲の文芸に担われて、日本化した思想であると語る。その後も泉鏡花「婦系図」や尾崎四郎「人生劇場」など文芸的なもので作り出されると。肯定したい矛盾として。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

源了圓
中公新書

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