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水神社

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水神社

大仙市豊川にある水神社。秋田県で唯一の国宝である「線刻千手観音等鏡像」を祀る。直径約13.5cmの青銅製で、中央に千手観音菩薩立像、その周囲に観音八部衆、両側に婆蘇仙や功徳天が描かれる。この鏡は坂上田村麻呂の守り神として京の都よりこの地に携えられた。神秘なる美で、神仏習合や和様の文化を伝える。

御神鏡

〒014-0711 秋田県大仙市豊川字観音堂57

TEL:0187-56-2111(大仙市役所中仙支所市民サービス課)

東博百選

鼉龍(ダリュウ)鏡 団伊能氏寄贈
古墳時代 4世紀 東京国立博物館蔵

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乳(ニュウ)は鏡の裏面(背面)のトッキ。トッキをに尾があるものは、獣の形が変形したもの。ニュウをめぐりトグロを巻く龍の長くのびた胴の上に、神像と口に棒状のものをくわえた小獣の形をレイアウト。内円に神像と神獣、外円に飛び回る鳥、走り回る獣が、デザインされる中国の神獣鏡。 その中国の鏡を模倣して作られた鏡(倣製鏡、ホウセイキョウ)。ダリュウは、ワニをモチーフにする。内円は、神像ととぐろを巻く龍が頭を共有し、外円は、僧侶の使うホッス(払子)のように変形する。 ホウセイキョウとして、デザインは精密、鋳上(イアガ)りは上々。 —2世紀末頃北部九州の銅矛(ホコ)、畿内・東海地方の銅鐸が姿を消し、群像を描いた画文帯をめぐらせ、 図像を浮彫し、細い線を使い細密な表現が特徴の画文帯神獣鏡が現れた。

畿内七道

田沢湖

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田沢湖

秋田県仙北(せんぼく)市にある田沢湖は深度423.4mで、日本で最も深い湖。周囲約20kmの円形で澄んだ瑠璃色の湖水は神秘的。田沢湖は昔、丸い丘だったともいわれが成因は謎。アイヌが湖を発見したという伝承や熊野信仰ともつながる聖なる地。現代彫刻界を代表した岩手出身の舟越保武が永遠の美を伝承の田沢湖の主「たつこ」にかさねて造形した彫像が立つ。

たつこ像

〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢

TEL:0187-43-2111(仙北市田沢湖観光情報センター「フォレイク」)

千夜千冊

神仏たちの秘密

神仏たちの秘密“日本では神があらわれることを、来臨とかおとづれと言います。いい言葉です。「おとづれ」はもともと「音連れ」と綴りますから、そこにさわさわっといった音だけがしたというようなニュアンスです。”日本の面影の源流を解く、松岡正剛の衝撃の日本論の第3弾。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

松岡正剛
春秋社

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