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賀名生の里歴史民俗資料館

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賀名生の里歴史民俗資料館

吉野川に注ぐ丹生川沿いの谷にある賀名生の里。延元元(建武3・1336)年、足利尊氏に京を追われた後醍醐天皇が吉野山へ向かう途中に立ち寄り、正平3(貞和4・1348)年に、後村上天皇が吉野を出て南朝を置く。皇居跡と伝わる住宅は重要文化財に指定され、当館は後醍醐天皇の拝領品「日の丸御旗」や「天目台」「一節切笛」など貴重な南朝の宝物を中心に展示する。

南朝宝物

〒637-0117 奈良県五條市西吉野町賀名生5番地

TEL:0747-32-9010

東博百選

金銅八仏種子五鈷鈴(ハチブツシュシゴコレイ)
平安時代 12世紀 東京国立博物館蔵

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金銅八仏種子五鈷鈴

密教(ミッキョウ、秘密仏教)儀式の仏具で、大いなる存在を、目覚めさせ、喜ばすための鈴。 神秘的な渦巻きの文様はじめ、いつくもの帯状の文様が側面をめぐる。知恵の世界、金剛界と慈悲の世界、胎蔵界のそれぞれ四仏の仏を象徴する神聖なる文字、インドの梵字(ボンジ)をあわわす種子(シュジ)が、花の優雅な文様を伴い現れる。 優美な姿と豊かで精緻な装飾が調和。高い格調を造形する。

畿内七道

広大で立派な輪奐の美

吉野神宮

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当宮は、明治22(1889)年創建で後醍醐天皇を祭神とする。約2万7千坪の境内から西方に金剛・葛城山、東方に高見山を望む。本殿は後醍醐天皇が還幸を熱望した京都の方角を向き、社殿は近代神社建築を代表する総檜造。北面する流造(ながれつくり)の本殿、入母屋造の拝殿、切妻造の神門等、まさに輪奐の美を極める。

〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山3226

TEL:0746-32-3088

千夜千冊

神皇正統記

神皇正統記南北朝の内乱期、吉田兼好が徒然草を書く頃、北畠親房は小田原の陣中で神皇正統記を書く。それは東国の勢力に南朝への協力を促す政治的パンフレットであった。和漢の学問に通じた親房は、三種の神器を持つ後醍醐天皇の正当性を説明し、また伊勢神道の正当性を説く。新たな日本の歴史思想。親房は62歳、賀名生地域で客死。

文責:旅鶴編集室

千夜千冊

北畠親房
岩波文庫

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