鹿児島県歴史資料センター黎明館
鹿児島県歴史資料センター黎明館
薩摩島津氏の居城・鹿児島鶴丸城跡地に当館が建つ。優れた所蔵品のひとつが南海産大型巻貝オニニシからつくられた3~6世紀・弥生時代末から古墳時代のオニニシ製腕輪。祭祀を担う身分高い女性の装飾品と考えられる。古代中国の饕餮文(とうてつもん)を思い起こさせる独特な文様を側面にもつ。素材と文様が東シナ海の旅をイメージさせる。

〒892-0853 鹿児島市城山町7-2
TEL:099-222-5100
東博百選
畿内七道
イモガイの貝輪
だて歴史文化ミュージアム
千夜千冊
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昭和37年柳田、最後の著作。語ろうとしたのは、琉球諸島に漂着した者たちが稲と貝に価値を感じ、それを伝承し定着させていったのではないかということ。実証しにくい日本人の稲作による生活と信仰の原型のようなものこそ、おそらくは柳田から継承すべき思想である。



